久里洋二のほらふきオトギ童話

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zoom RSS 一粒の種(1)

<<   作成日時 : 2007/06/17 17:13   >>

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              キキちやんが原っぱで遊んでいると、一人の白髪

              おじさんが現れて、

              「お嬢さん、いい物を上げよう」

              と、言って、キキちゃんの手の平に小さな黒い物を

              くれました。

              「おじさん、キキ、お母さんから人から物をもらったら

              いけませんと言われているの」

              「そうかい、それはすまないね、でも、これは毒の

               お菓子でもないよ、綺麗な花の咲く種粒なんだよ」

              「きれいな花が咲く種なの」

              そばに友達のミミちゃんとモモちゃんも一緒でした。

              花の種を貰ったキキちゃんはマンションに住んで

              いて、庭がありません。ミミちやんの内は魚屋さん、

              モモちゃんのお内は洋服屋をしていて、友達二人

              とも庭がありませんでした。

              「どうしょうか?」

              「どうする?」

              広い野原の真中に種を蒔いて育てることに決まりました。

              「最初の日はキキが水をまくわ」

              「二日目はミミね」

              「三日目はモモが水をやる」

              かわりばんこに水をやって、育てることになりました。

              原っぱの真中の雑草を刈って、石でかこいを作り

              穴を掘って、種を埋めました。

              


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