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zoom RSS 《C》一粒の種(23)

<<   作成日時 : 2007/07/29 11:23   >>

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                 噂を聞いた町のバ−ドウオッチングの連中が

                 集まって来ました。

                 「なんて、酷いことをするんだね」

                 と言って、死んだ鳥を一匹づつ手にして、ビニ−ル

                 袋に入れています。

                 「おい!見ろよ、この鳥、見たことのない珍鳥だよ」

                 「渡り鳥らしいな」

                 町で医師をしている愛鳥家の一人が、

                 「どの鳥を見ても、銃で撃たれた形跡も無いし、

                 矢が刺さった後もない。もしかして、花のガス

                 で死んだのかな?」

                 「図太いカラスまで死んでいるからな」

                 町の医師は、

                 「俺、鳥類研究所に知人がいるから、鳥の死骸

                 を持つて行って見てもらうよ」

                 話が決まると、町長さんに、このことをな話てい

                 ました。

                 話が終わって大人たちは、一斉にキキちゃんたち

                 の顔を見て、

                 「子供たち!、もう、ここに来て遊んではいけないぞ!!」

                 と、言ってキキちゃんたちを原っぱから追出されて

                 しまいました。

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