久里洋二のほらふきオトギ童話

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zoom RSS 《C》一粒の種(24)

<<   作成日時 : 2007/07/30 11:53   >>

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                  町の医師が鳥類研究所に死んだ鳥を持って行った

                  次の朝、鳥類研究所の友人から町の医師に電話

                  があった。

                  「どうでした?、何の毒が判りましたか?」

                  友人は、

                  「と、と、とんでもないよ、大変なことになったよ」

                  医師は、まだのんびりと電話を聞きながら煙草を

                  吹かしています。

                  「死んだ鳥を扱ったのは誰たちだった?」

                  医師は、

                  「バ−ドウオッチンクの連中だよ」

                  と答えた。

                  「その連中を集めてくれ」

                  医師は煙草を灰皿に入れるて捻り消すと、

                  「毒性の説明でも」

                  友人は、ふるえながら、

                  「馬鹿野郎、そんな小さな問題ではない、

                  驚くな!鳥の死骸から放射能が検出されたんだ。

                  それも、致死量のな、すぐに原子力委員会の

                  専門家が、そっちに飛んで行くそうだから、

                 鳥の死骸の周りを町長に頼んで、立ち入り禁止

                 にしておくように。それに、バ−ドウオッチングの

                 連中も放射能を浴びているかもしれないから、

                 一ヶ所に待機しているように」
                 
                 医師はガタガタと震えだして電話機を床に落として

                 しまった。、

          


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