久里洋二のほらふきオトギ童話

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zoom RSS (C)一粒の種(25)

<<   作成日時 : 2007/08/02 15:09   >>

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                町の医師は、あの時、大きな花の下に三人の子供

                が居たことを気になっていました。

                (たしか、キキちゃんミミちやんモモちゃんって言ってたな)
   
                バ−ドウォッチングの連中と三人の子供たちを町の役場

                に集まるよう連絡しました。

                国の放射能研究所の人たちが来て、放射線測定器で

                それぞれ検査した結果、致死量の放射能はなく、ごく

                僅かの放射能が検出されただけでした。

                「じかに鳥に触らなかったのが良かったんです」

                「良かった、良かった」

                大人たちは、キキちやんたちの顔を見て、

                「君たちも良かったね」

                言ってくれました。

                ところで、何であの大きな花から放射能が出たんかな」

  町の医師は頭をひねっています。

                放射能研究班の人が、

                「まだ、調査をしないと、判りませんが、実のことを

                言うと、不可思議なことなんです」

                「花から放射能を出すなんてことは、ありえないのですね」

                「そうです。今までの概念から言うとですね」

                「たとえば、花の根のある地下にウランの鉱石が

                あったとしたら、 どうなりますか?」

               「それは、絶対にありえないです」

               「まあ、難しいことは後にして、これから調査に

               行ってまいります」

               と、言って放射能研究班は機材を持って出かけて

               行きました。

                

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