ほらふきオトギ物語

                   
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                       (C)お山のクジラちゃん・(10)

                      町のすいどうやさんがかなしいくしょんぼり

                      としていました。と、いうのは、たいりょうに

                      かったホ-スとポンプがいらないとおおきな

                      かいしゃからしらせがあつたのです。

                      すいどうやさんは、そのためにたいりょう

                      のホ-スとポンプがいらなくなってしまい
              
                      かったかいしゃからおかねをせいきゅう

                      されましたが、はらうことができないのです。

                      すいどうやさんはみせをたたまなくては

                     なりません。

                     「ああ、こまったな、ああ、こまったな」

                     そんなときにこどもたちがクジラをたすけて

                     とこえがしたのです。

                     「そうだ、どうせ、うちはつぶれるんだから

                     ひとついいことをしてからやめよう」

                     こどもたちに

                     「ホ-スとポンプがあるから、これで

                     海水をはこべばいい」

                     こどもたちはおおよこびです。

                    「さあ、もたもたしないで、すぐにはじめよう」

                    町のひともてつだってかいがんからお山まで

                    ホ-スをつなぎ、500メ-トルにポンプを

                    いちだいづつおいて海水をくみあげるのです。

                    ポンプのねんりようは町の人の車の

                    ガソリンをはんぶんぬいてもってきました。
            
                    すぐにポンプのエンジンはこころよくうごき

                    はじめました。

                    ブルブルン!ブルブルン!

つづき