2007年07月24日 (C)一粒の種(21) 町長さんが、キキちやん、ミミちやん、そしてモモちやん から、誰から、この大きな花の種をもらったのか それを 聞こうと町役場に呼び出しがありました。 ところが、次の朝、あの悪臭がしなくなっていたのです。 大きな花の側に行ってみると、 紫かかっていた花びらが真っ黒になっていました。 「ああ、これで、安心だ」 町長さんも大喜び、 キキちゃんもミミちやんも、そしてモモちやんも、 大声で、 「ああ、安心したぁぁ」 叫ぶと、 町の人たちも、同じく 「ああ、助かった!」 と、叫びました。